朝鮮総督府が見た朝鮮分断史 1925-1995
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日本帝国主義が朝鮮を支配するために建設した朝鮮総督府庁舎は、日本の敗戦後も破壊されずに、1995年に撤去が決まるまで、韓国の政治の中枢機関に、博物館にと重要な建物として君臨してきました。日帝時代には19年、韓国になって55年も使われました。その間、朝鮮半島は激動に揺れました。米ソの恣意で南北に分断され、そのまま統一されずに2つの国になり、どちらも独裁政権が続き、韓国は1993年にやっと民主政権になりました。黒い球体が日帝時代、その下の陰陽玉のような球体にある亀裂は、38度線のDMZ(非武装地帯)の線です。